【東勝寺】
名古屋市の東勝寺の創建は正確にはわかっていないのですが、1575年に高針城主の弟、 加藤勘右衛門が東照寺に改号し、その後現在の東勝寺と改称されたそうです。 本堂は1787年に再建されたものが今も残っており、名灸のお寺としても有名です。
【済松寺】
済松寺も創建は明らかではなく、誰も住んでいない期間が長かったそうです。 それまで瑞松院だったのを1718年に済松寺と現在の名に改めたものの、また無住状態となっていましたが、大府の鷲羽知観尼が移り住み再興したと伝えられています。 現在の本堂は1921年に再興されたもので、33年に一度だけですが本尊の十一面観音がご開帳されます。 昔から村の子供たちを集めて茶道や華道などを教えていたそうで、それが現在の保育園と発展したのだそうです。
【高牟神社】
この高牟神社も創建は不明なのですが、1702年の社地覚書には記録が残っていますのでそれよりも前からあったようです。 現在の社殿は1996年に再建されたもので、境内には白山社や高針護国社、万葉集の歌碑や緑樹記念碑などがあります。
【蓮教寺】
蓮教寺は長徳年間の創始と伝えられており、本堂は1758年に建立されたもので、装飾が施された山門はその半世紀ほど後に作られたといわれています。 山門にある「蓮教寺」の石碑には、円遵上人が1816年に書かれた文字が彫られています。